和装の勝海舟像と築地市場跡地の風景を組み合わせた、勝海舟と築地の歴史を紹介するイメージ画像

築地といえば、お寿司や海鮮など、おいしい食べ物を思い浮かべる方も多いですよね😊

 

実は築地には、幕末に活躍した勝海舟と深いつながりがあることをご存じでしょうか?

 

海を渡るための技術を学び、日本の未来を考えた人々が集まった築地。

 

今回は、勝海舟の歩みをたどりながら、築地と海軍、そして静岡のお茶へとつながる歴史をご紹介します✨

 

📖 勝海舟はどんな人?

 

勝海舟は、1823年に江戸の本所で生まれました。

 

幼い頃の名前は「麟太郎(りんたろう)」です。

 

若い頃は剣術を学び、その後、オランダ語を通じて西洋の知識を学ぶ「蘭学」に取り組みました。

 

高価な蘭和辞書を手に入れるため、辞書を手書きで写して勉強したという努力家でもあります✍️

 

1853年、ペリーの黒船が来航すると、海舟は日本の海をどう守るかについて、幕府に意見書を提出しました。

 

世界に目を向けて学んだ経験が、やがて海軍の仕事へとつながっていきます🌏

 

⚓ 築地には、海の技術を学ぶ場所があった!

 

築地の軍艦操練所跡に設置された、勝海舟の頭取就任や幕末の海軍教育を紹介する説明板

黒船の来航をきっかけに、江戸幕府は西洋式の船や航海技術を学ぶ必要に迫られました。

 

1855年には長崎に海軍伝習所が設けられ、勝海舟もそこで学びます。

 

そして1857年、築地にも「軍艦教授所」が開設されました。

 

後に「軍艦操練所(ぐんかんそうれんじょ)」と呼ばれる施設です。

 

ここでは、航海術や海上砲術、軍艦を動かす技術などを学びました🚢

 

勝海舟も頭取を務め、海軍教育に携わりました。

 

築地は、食の街として知られる以前から、日本の近代化を支える学びの場でもあったのです。

 

🚢 咸臨丸でアメリカへ!世界を見た勝海舟

 

青空を背景に、咸臨丸の船首とマスト、ロープを見上げた写真

1860年、勝海舟は咸臨丸(かんりんまる)に乗り、太平洋を渡ってアメリカへ向かいました。

 

今のように飛行機で海外へ行けない時代。

 

海を越えることは、大きな挑戦でした。

 

外国の社会に触れた経験は、これからの日本を考えるうえでも大切なものになったことでしょう🌏

 

1862年には軍艦奉行並となり、坂本龍馬も海舟に入門します。

 

海を通じて世界を知り、次の時代を担う人を育てる。

 

海舟の歩みからは、学び続けることの大切さが伝わってきます😊

 

🤝 江戸の街を守った「江戸無血開城」

 

勝海舟の功績としてよく知られているのが、1868年の「江戸無血開城」です。

 

新政府軍による江戸への総攻撃が迫るなか、海舟は西郷隆盛と交渉しました。

 

その結果、総攻撃は回避され、江戸城は戦闘をせずに引き渡されました。

 

江戸の街には、商いをする人、職人、子どもたちなど、多くの人々が暮らしていました。

 

武力だけに頼らず、話し合いによって街と人々の暮らしを守る。

 

この出来事は、勝海舟を知るうえで欠かせない歴史です🕊️

 

🌱 勝海舟は、静岡のお茶ともつながっている?

 

静岡県牧之原市に広がる勝茶の茶葉を育てる緑豊かな茶畑

江戸城の引き渡し後、勝海舟は静岡へ移りました。

 

時代が大きく変わるなか、幕府に仕えていた人々のなかには、仕事を失い、新しい暮らしの道を探す人もいました。

 

その一つが、牧之原台地を開拓して、お茶を育てることでした🍵

 

1869年、中條景昭(ちゅうじょうかげあき)ら旧幕臣たちは、勝海舟や山岡鉄舟の支援を受け、牧之原の開拓を始めます。

 

刀を鍬に持ち替えての作業は、苦労の連続。

 

大井川の川越人足たちも加わり、長い年月をかけて茶畑を育てていきました。

 

今の牧之原のお茶には、新しい時代を生きようとした人々の努力がつながっています。

 

🍵 築地の歴史と、牧之原のお茶をつなぐ「勝茶」

 

築地で海軍教育に携わり、江戸の街を守り、明治には人々の新しい生活を支えた勝海舟。

 

その歴史に思いを重ねて楽しんでいただきたいのが、静岡県牧之原産の煎茶「勝茶(かつちゃ)」です✨

 

パッケージには、勝海舟が生きた江戸時代から続く、江戸文字で力強く書かれた「勝」の文字。

 

受験やスポーツ、大切な仕事など、目標に向かって頑張る方への応援の贈り物にもおすすめです🎁

 

一杯のお茶を飲みながら、幕末から明治へと歩んだ人々の挑戦に思いを巡らせてみませんか?

 

👇勝茶の紹介はこちら

 

🍵勝海舟と侍の魂を味わう、縁起の勝茶!

 

🚶 築地を歩くときは、歴史にも目を向けてみませんか?

 

軍艦操練所跡は、中央区築地6丁目20番地域にあります。

 

築地駅から散策するときには、史跡の説明板にも目を向けてみてください。

 

おいしい食事とともに、築地が担ってきた歴史も楽しめます😊

 

食べる楽しみ、歩く楽しみ、歴史を知る楽しみ。

 

次の築地散策では、勝海舟ゆかりの歴史にも触れてみてくださいね✨

 

「🖊記事・文:NPO法人つきじ江戸文字と歴史伝承の会 冨田 修二」

 


 

「NPO法人つきじ江戸文字と歴史伝承の会」では、築地の伝統と歴史を後世に伝える活動をしています。

 

商売繁盛や福を呼ぶといわれる「江戸文字」の継承・普及活動を通して、築地のまちづくりを推進しています📣

 

江戸文字体験会

江戸文字体験会

江戸文字体験会

築地が好き、歴史が好き、伝統文化に興味がある―そんな方は、ぜひ築地にいらして下さい😊