写楽洗練されたデザインと独特なタッチが特徴的な、江戸時代の浮世絵です。

中でも、東洲斎写楽の描く浮世絵は、その大胆な構図と力強い線描で多くの人を魅了してきました。

今回は、写楽の浮世絵と、同じ時代に生まれた江戸文字に注目し、その文字のデザインの美しさを紹介します。

現代のデザインにも通じる、江戸の美意識に触れてみませんか?

【こんな方におすすめ】
✅ 東洲斎写楽の浮世絵が好き!
✅ 江戸文字に興味がある!
✅ 江戸文字を書いてみたい!

東洲斎写楽の代表作とは?

東洲斎写楽は、江戸時代後期の浮世絵師として、その短い活動期間にも関わらず、強烈なインパクトを残した人物です。

約10ヶ月という短い間に、100点以上の役者絵を発表し、一躍その名を世に知らしめました。

しかし、その生い立ちや、なぜ突然姿を消したのかなど、多くの謎に包まれています。

代表作は、「三世大谷鬼次の江戸兵衛」(さんだいめおおたにおにじ えどべえ)です。

 

写楽

引用元:Ukiyo-e.org

その大胆な構図と力強い表現で知られている作品です。

写楽の初期の作品でありながら、その特徴が最もよく表れている理由から代表作と評されています。

写楽を江戸文字で書いてみた

江戸文字は写楽が活躍する、約20年前の1779年(安永8年)に生まれた文化です。

ほぼ同時代のせいか、写楽と太字の江戸文字がよく合います。

今回、浮世絵に書かれているお名前の「写樂」の文字を書いてみました。

写楽

「写」を初めて書いたため、大きさと「樂」とのバランスを取るのが難しいです。

▼こちらで「写樂」を書いている様子をご覧になれます。

時代も近いことから、もしかしたら「写楽」の千社札もあったかもしれませんね。

江戸文字を体験できるところは?

築地津多屋商店築地にある「津多屋商店」で江戸文字体験会を開催しています。

▼今回、店主の加藤木 大介(かとうぎ だいすけ)氏が、「写樂」の文字をお書きになりました。

築地津多屋商店体験会では、江戸文字の歴史と書き方や築地にまつわる面白いエピソードをお話してくれます。

▼加藤木氏が、一人ひとりに江戸文字のお手本を書きます。

それを見ながら書く体験会となります。

江戸文字体験会▼こちらが江戸文字体験会の様子です。

江戸文字体験会

書いた江戸文字はシールやポチ袋として出来上がります。

自分のお気に入りのものに貼ると、嬉しくなります。^^

江戸文字体験会思い出に残る築地のお土産になりますね◎

【体験会にご参加された方のご感想】
※掲載の許可を頂いております。

お客様の声

とても楽しかったです。

江戸文字を通じて、築地の歴史にも触れることができましたし、江戸っ子のご主人のお話も大変新鮮でした。

 

神奈川県川崎市在住 木村俊樹様

よくあるご質問

Q.書いた文字はもらえるのですか?

A.はい、もらえます。書いた文字で千社札シールまたは、ぽち袋のいずれかを作ってお渡しします。

江戸文字

Q.いつ開催されてますか?

A.基本、毎週土曜日の10時30分、13時、15時と3回開催しています。特にお持ち物は必要ないです。

江戸文字体験会

Q.何名からお申込みできますか?

A.お一人様からできます。最大7名様になります。

江戸文字体験会

Q.開催場所はどちらですか?

A.築地にある「津多屋商店」です。東京メトロ日比谷線「築地駅」が最寄り駅です。

 

Q.参加費はおいくらでしょうか?

A.お一人様3,500円(税込)になります。

江戸文字Q.体験会はどこからお申込みできますか?

A.下記のお申込みフォームからできます。